水郷潮来あやめ園ではあやめ祭りが開かれ、毎年80万人以上が訪れている。あやめの季節に合わせて手漕ぎの船が運行され、船頭は最年少の19歳から80代までの幅広い世代だと紹介。潮来市は江戸時代から水郷で栄えた町で葛飾北斎の富嶽三十六景の常州牛堀で富士山とともに江戸に向かう船が描かれている。江戸時代に東北や仙台藩の船が直接江戸に向かうには房総半島を大回りになるため、船は潮来を訪れて利根川を遡り江戸に行っていた。潮来の船は他の地域から花嫁が嫁ぐ時に使われ、地元で育てた稲も船で運ばれた。現在潮来の米は米粉を使った麺のフォーに活用されて名物となっている。潮来では水郷の町の新たな楽しみ方として地元のまちづくり会社がSUPをアクティビティとして始めている。
住所: 茨城県潮来市あやめ1-5