パリオリンピックで柔道の角田夏実選手が金メダル獲得の日本勢第1号となった。柔道女子48キロ級で2回戦から登場した角田夏実選手は得意の寝技で相手を圧倒し、準々決勝では、フランス人のブクリ選手を巴投げで破り、3試合連続の一本勝ちで勝ち上がった。準決勝では反則勝ちで決勝に進み、決勝ではモンゴル代表のB・バブドルジ選手と対戦。開始から2分54秒で巴投げし、そのまま優勢勝ちで金メダルを獲得した。この階級での日本勢の金メダル獲得は2004年のアテネ大会での谷亮子さん以来20年ぶり。また、日本が夏季オリンピックで獲得した500個目のメダルとなった。この快挙を受け、今朝東京駅では号外が配られた。一方、男子60キロ級では永山竜樹選手が敗者復活戦から勝ち進み、挑んだ3位決定戦でS・イルディス選手と対戦。永山選手が合わせ技の一本勝ちで勝利し、銅メダルを獲得した。