夏の防災について。防災士の資格を持つ狩野史長さんが解説。命に直結する水について伝える。災害に備えるための長期保存できる水。今月は地震や台風が相次いで発生しており、水を買いに行っても手に入らなかったという人もいるのではないだろうか。そこできょう伝えたいのが今すぐにできる水道水の備蓄について。街の人の疑問をもとに備蓄するうえでのポイントを取材した。疑問に答えてくれるのは水道の水質管理のプロ、三好幸一郎さん。まずはなぜ夏の水道水がぬるいのか聞いた。東京の水道水の温度は年平均で20度程度だが、夏は30度前後になるということ。そのぬるい水道水は備蓄することができるのだろうか。三好さんによると直射日光を避ければ常温で3日程度、冷蔵庫で10日程度備蓄できるということ。そして備蓄するうえでのポイントは蛇口から直接容器に水を入れるということ。塩素が抜けてしまうのは備蓄するうえでは望ましくないという。