もし荒川が氾濫した場合、浸水が長引いて救助にも時間がかかることから、こうした江東区や江戸川区などは浸水しない地域への広域避難を求めている。先ほど紹介された物流施設のような場所にはその広域避難ができなかった場合に逃げ込むという。そのほかにもマンションを活用するという取り組みもある。江東区はマンションと付近の町内会で協定を結んだ場合、備蓄品30万円分を用意するようにしている。もしもというときにはこうした対応もある。お住まいの地域でどのような避難が求められているのかはぜひ自治体のハザードマップを確認するようにしてほしいと呼びかけた。