きょうは国際睡眠デー。新宿では値落ちをコンセプトにしたイベントが行われた。日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、OECDの調査で33か国のうち最下位。全体平均は8時間28分。東京・江戸川区が開いた「快適睡眠フェア2024」では来場者の悩みは様々だった。厚生労働省が新たにガイドラインを作成し、成人は6時間以上の睡眠を推奨するとしている。睡眠時間が極端に短いと肥満や糖尿病、うつ病が発症するリスクが高いことがわかってきた。一方、高齢者の8時間以上の睡眠は死亡リスクが1.33倍になるという。港区のカプセルホテルでは無料で睡眠解析サービスを行っている。赤外線カメラなどで睡眠の質を解析することができるという。都内の睡眠専門クリニックには主に睡眠時無呼吸症候群の患者が訪れる。ここ10年で患者数が増えてきたといい、心筋梗塞や脳血管障害などの合併症を引き起こす可能性があるという。