スペイン領テネリフェ島ではオーバーツーリズムをめぐってデモが起こっている。テネリフェ島はアフリカの横にあるカナリア諸島の最も大きな島。テネリフェ島は乾燥した機構で一年中機構は温暖。ヨーロッパ各地からの観光客が多い。ロンドンオリンピックでは水泳の日本代表が直前の合宿をテネリフェ島で行った。テネリフェ島の大きさは東京都と同じくらい。場所が広いため身動きが取れないことはないがカナリア諸島全体で人口は220万人だが観光客が去年は過去最高となる約1390万人が訪れた。沖縄の去年の観光客数は約820万人。ヨーロッパでは安く宿泊のできる民泊のニーズが高く、投資を目的としたマンションの購入が増えている。すると住宅価格が上がり地元の人々が高い家賃に苦しんでいる。地元の新聞によるとカナリア諸島の今年2月の家賃は去年と比べて10%近く上昇している。各地でデモが起きていて車中泊をする人も増えている。ビーチ周辺では大型ホテルの建設が続いている。地元住民はテントに泊まり抗議している。パトリックさんはスペインの自治体の中でGDPがワースト2位で決して豊かな暮らしをしている訳ではないなどと話した。市民は外国人による不動産購入の規制を求めているが観光業は町の収入の35%を占めており規制が難しい状況となっている。ベネツィアでは1年に3000万人が訪れるが、明日から世界で初めて入場料制度を始める。