法務省の検討会は危険運転致死傷罪について、スピードの出し過ぎや飲酒運転に数値基準を設けることなどを盛り込んだ報告書の素案をまとめた。清永聡解説委員が「危険な運転で死亡事故などを起こした場合、危険運転致死傷罪に問われることがある。ただ今の法律は、例えばスピードの場合、制御が困難な速度などとされているが、時速何キロ以上とは書いてない。これが分かりにくいという意見もあって、実際に裁判で争点になることもある。このため、法務省は専門家などの検討会で基準などについて議論をしてきた。速度の場合は、道路ごとの最高速度の2倍とか1．5倍などで危険運転の数値基準を作る意見が出ている。飲酒も体内アルコール濃度の検査で数値基準を設ける意見が記された。運転中はスマホ以外にカーナビや渋滞情報などほかのものを見ることもあるし、悪質なながら運転を立証するのはなかなか難しそう。結局、慎重な検討が必要だという意見になった。大事なのはうっかりなどの過失と危険な運転をどう区別して悲惨な事故を防ぐことにつながる仕組みを実現するかということだと思う。検討会は今後法務省に最終報告を提出する方針で、さらに議論が進められる」とスタジオで述べた。
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「法務省」 のテレビ露出情報
他にもこんな番組で紹介されています…
- 2024年11月19日放送 8:00 - 9:55 テレビ朝日
- 羽鳥慎一モーニングショーニュースをわかりやすく 羽鳥パネル
- 過失運転は上限懲役7年、危険運転は20年。法務省の検討会でも中間的な処罰を設けることを検討すべきという意見が出ている。東京都立大学法学部・星周一郎教授は「中間的な処罰として無謀運転致死傷罪を設けるべきではないか」という。星教授が考える無謀運転致死傷罪を紹介。飲酒や速度の数値だけでは危険運転致死傷罪に当たらないが、全体としてみればほかの自動車・歩行者への配慮が[…続きを読む]
- 2024年11月14日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
- 大下容子ワイド！スクランブルフラッシュNEWS
- 法務省の検討会で「危険運転致死傷罪」の適用条件見直しに向けた報告書案が示された。これまでは、極めて危険性の高い速度でも進路を逸脱していなければ不適用の場合があった。見直し案では「一定速度以上の走行を一律に対象とすることが考えられる」。飲酒運転もアルコールの数値基準を定めることに言及。今後、最終的な報告書を取りまとめる予定。危険運転致死傷罪の上限は懲役20年、[…続きを読む]
- 2024年11月14日放送 9:00 - 11:10 日本テレビ
- DayDay．DayDay．topic
- きのう法務省は「危険運転致死傷罪」法改正に向けた検討会が行われた。法定速度を大幅に超えた速度での運転や飲酒運転などでの死傷事故でも適用のハードルが高いとの声。法務省の検討会で法改正に向けて議論。これまでの議論を踏まえ、座長から取りまとめ案が示される。取りまとめ案では危険運転致死傷罪の適用基準について、飲酒運転で呼気1リットルにつき0．5mg以上とすべきなどの[…続きを読む]
- 2024年11月14日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
- NHKニュース おはよう日本（ニュース）
- 危険運転致死傷罪の適用要件の見直しを巡り法務省の検討会は処罰の対象となる飲酒運転や高速度での運転を一律に判断できる数値基準を設けることも考えられるとする報告書の素案をまとめた。法務省は正式に報告書がまとまれば法改正の必要性などの議論を進める考え。危険運転致死傷罪を巡っては、適用要件があいまいとの指摘があり、法務省が有識者も交えた検討会で見直しを行い、きのう報[…続きを読む]
- 2024年11月14日放送 5:25 - 8:00 フジテレビ
- めざましテレビNEWS
- 危険運転致死傷罪の要件見直しについて。危険運転致死罪は飲酒運転や法定速度をはるかに上回る事故でも適用できないケースがあり、要件が曖昧と指摘する声も出ている。この要件見直しを議論している法務省の検討会は「個人差にかかわらず一律に要件を満たすアルコール濃度の数値基準の規定が考えられる」とした素案を示した。具体的な数値として、呼気1L中0.5mgなど3つの選択肢が[…続きを読む]
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