今年5月、田久保真紀市長は伊東市の市長になったが、6月、「東洋大学法学部卒業」という学歴に詐称疑惑が浮上したことで、7月7日に一度辞意を表明していた。ただ7月31日に辞意を撤回した。こういった流れを受け9月1日に不信任決議案が提出され全会一致で可決となった。きのう選択を迫られた市長は市議会を解散した。この解散を受けて市議会の前議長は「大義なき解散」と怒りをあらわにしていた。法政大学大学院教授・白鳥さんはこの流れについて「言語道断の選択。市長の疑惑で議会解散は問題。」などと指摘した。解散を選んだ理由については「市政が停滞する責任を議会にも押し付けたい、論点をすり替えて自分の正当性を保つため。」などと指摘した。来月中旬にも40日以内に市議会議員選挙が行われるが4500万円かかる。その後新しい市議会で再び不信任決議案が提出され、そこで可決となると田久保市長は失職となるが、そうなった場合市長選が行われるが2500万円かかる。