日本政府観光局特別顧問のデービッド・アトキンソンさんは、インバウンド観光は閑散期を埋めて外貨も獲得できるとその効果を強調した。東北では東日本大震災の被災地で観光を起こすチャレンジが行われている。岩手の旅行会社で働くケイティさんはオーストラリア出身で、日本の文化に魅せられて17年前に来日。ケイティさんは東北全域を舞台にしたアドベンチャーツーリズムを目指している。1週間以上かけて自然を満喫しながら、大震災の記憶と被災地の今も体験するツアー。一緒に活動する宮城さんは小学校の教員だったが、多くの人に震災の記憶を伝えたいと転職した。ことし5月、インド人の観光客が被災地を巡るツアーに参加した。美しい自然や震災遺構などを回った。