1973年に発売されたあずきバー。発売元の井村屋は1896年に三重県で創業。津市の本社を訪ねる。固さが特徴のあずきバーは乳化剤や安定剤が入っておらずシンプルな材料。広報・遠近さやかさんは、スタッフロールに関係者として、調達部・黒川亜紀子さん、アイスデザート工場・田中規美子工場長、商品開発部・嶋田孝弘、三浦萌の名前を記入した。代表取締役社長・岩本康さんは、1963年にアイスクリーム事業をスタートしたが、始めは非常に苦戦したが、初代社長・井村二郎さんがうちには小豆があるだろうと話して、開発部員があずきバーという商品を考えたという。調達部・黒川亜紀子さんは、小豆は1896年創業当時から扱うこだわりの材料で、いろいろなことを交えて小豆の井村屋が出来上がったという。小豆にこだわり、気候がよく、風味豊かな北海道、北米産のものを厳しく選別し使用。アイスデザート工場・田中規美子さんんは、砂糖、小豆、水あめ、食塩を煮ているところを紹介。なぜ原料を減らす努力を続けるのか。商品開発部・嶋田孝弘さん、三浦萌さんに話を聞く。三浦さんはコーンスターチをなくして小豆を粉砕した小豆パウダーに変更したという。発売から50年以上経った今でも進化を続けるあずきバー。なぜ硬いあずきバーは人気なのか。