EXPO2025・大阪・関西万博で水素を動力源とする自動販売機が設置されることが発表、今年の夏世界初の水素バイクの走行が公開、航空機メーカーが水素を燃料とした機体の就航を2035年までに行うと発表したり世界中で水素エネルギーが注目されている。水素エネルギーは今ホテルや旅館業界でも導入しているところが続々増えている。神奈川県箱根町強羅花壇・「円かの杜」は全部屋が露店風呂付きで大浴場は別の源泉を使っている。人気なのがカウンターで食べる割烹料理で使っているのは水素を使った調理器で火力が強いという。専門家は「一般的なガスは1800℃くらい、水素ガスの場合は2500℃。ガスのにおいがないので食材そのものの香りがするのが特徴」とした。水素コンロはCO2を排出しないためこの旅館では導入してから年間でおよそ1．2トンを削減できるとしている。強羅花壇「円かの杜」松阪美智子取締役女将は「私たちの取り組みは小さな一歩なのでお泊り頂いたお客様が何か感じ取って頂けたら」と話した。
神奈川・川崎市・川崎キングスカイフロント東急REIホテルは水素ホテルと呼ばれている。環境に良い水素エネルギーを電気に変えて使用、この取り組みでCO2を年間100トン以上削減している。また水素から作られた電気でリーフレタスの栽培を行っていて週1度収穫し土日に朝食として提供されている。ホテルで使う水素は5キロ離れた株式会社レゾナックで家庭のプラスチックごみから作られる。千葉県木更津市にある龍宮城スパホテル三日月も2年後に水素エネルギーを導入することを発表した。ホテルのすぐ近くの土地に水素の製造装置を建設、家庭から出た空き缶や廃アルミから水素を取り出し電力にして使用する予定。このホテルでは海老を養殖しており宿泊客から大人気だが将来的には水素エネルギーで育てた海老として目玉商品にする計画だとのこと。狙いについて幾川さんは「食の循環やエネルギーの循環を実際にこの場で観られるのがメリット」だとした。
いま世界中で注目を集める水素は宇宙の9割を占める元素で、水や化石燃料、廃プラスチックなどあらゆる資源から作ることができる。水素は燃焼時にCO2を出さずに水を排出する。福島県浪江町は「水素の街」と呼ばれている。人口約2200人で約80台の水素カーが使われている。スクールバスも水素が使われている。福島いこいの村なみえでは温泉に水素を使っている。浪江町にはNEDOの世界最大級の水素製造施設があり、水素を作る時に使う大量の電気も太陽光発電のパネル6万8000枚で発電している。こうして作られた水素エネルギーは全国各地に送られている。なぜ福島県浪江町が水素エネルギーに力を入れているのか。福島第一原発からおよそ10キロにある浪江町は人口が10分の1まで減少。震災から13年がたった今でも75％が帰宅困難区域となっている。浪江町役場・渡邊元気は「未来の子ども達が水素を当たり前に使っていけるようになってほしい。水素を活用した町おこしにもチャレンジしたい」と話した。
いま世界中で注目を集める水素は宇宙の9割を占める元素で、水や化石燃料、廃プラスチックなどあらゆる資源から作ることができる。水素は燃焼時にCO2を出さずに水を排出する。福島県浪江町は「水素の街」と呼ばれている。人口約2200人で約80台の水素カーが使われ、スクールバスも水素が使われている。福島いこいの村なみえでは温泉に水素を使っている。浪江町にはNEDOの世界最大級の水素製造施設があり水素を作る時に使う大量の電気も太陽光発電のパネル6万8000枚で発電している。こうして作られた水素エネルギーは全国各地に送られている。なぜ福島県浪江町が水素エネルギーに力を入れているのか。福島第一原発からおよそ10キロにある浪江町は人口が10分の1まで減少、震災から13年がたった今でも75％が帰宅困難区域となっている。浪江町役場・渡邊さんは「未来の子ども達が水素を当たり前に使っていけるようになってほしい。水素を活用した町おこしにもチャレンジしたい」と話した。