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「消費者庁」 のテレビ露出情報

食物アレルギーについて。小学校から高校までの子どもの6%余りに食物アレルギーがあり、近年増加しているとされている。中でも原因として最も多いのが鶏卵のアレルギー。全体の3割以上を占めている。卵はパンやケーキなどいろいろな料理に使われる食材。こうした中、卵を食べたいという子どもの願いをかなえるためにアレルギーのある人でも食べられる卵を研究する動きが進んでいる。椋毛智暉くん3歳。母親の絵梨香さんがアレルギーの症状に気付いたのは1歳になる前だった。卵が入ったお菓子を食べると口の周りに発疹が出るようになった。その後、ごく僅かでも卵を口にすると全身にじんましんが出たり、吐いたりするようになり、専門の病院を受診した。検査の結果は重い卵アレルギー。卵を食べると場合によっては命に関わると伝えられた。卵が智暉くんの口に入らないよう買い物や調理の際には入念に表示を確認している。いろいろと食べさせてあげたくても応えることはできない。
卵アレルギーで苦しむ人を減らしたい。大手食品メーカーと広島大学が共同でアレルギーの人でも食べられる卵の研究を進めている。アレルギーの原因は卵に含まれる複数のたんぱく質。ほとんどは十分に加熱すれば食べても症状は出ない。しかし、オボムコイドというたんぱく質は加熱をしてもアレルギーを引き起こす性質がなくならない。卵からオボムコイドを取り除くため研究グループが活用したのはゲノム編集と呼ばれる技術だった。DNAの配列の中から狙った遺伝子の働きを止めることができるゲノム編集。オボムコイドの遺伝子にこの技術を使うことでアレルギーが起きにくい卵になるはず。そして研究を始めてからおよそ10年。オボムコイドを持たない鶏。普通の卵、そして主要なアレルギーを起こす成分がない卵。見た目は全く変わらない。この鶏が産んだ卵にもオボムコイドが含まれていないことが確認された。将来の実用化を見据えてこの卵を使ったメニューの開発も進められている。子どもに人気のプリンもその一つ。開発された卵は通常の卵よりも僅かに固くなりやすい性質があった。
新たに作り出されたこの卵。卵アレルギーの子どもが安全に食べることができるかを確かめる臨床試験が、ことし世界に先駆けて国立病院機構相模原病院で始まった。智暉くんも参加している。使われるのはこちらのパウダー。オボムコイドが含まれない卵を加熱して作られた。卵1個の25分の1の量をコーンスープに混ぜて食べてみる。これまでならアレルギー症状が出ていた量。体調に変化が起きていないか、医師が経過を観察する。卵を食べてから2時間。智暉くんにアレルギー症状は出なかった。臨床試験の代表を務める医師はこの技術が実用化されれば、卵だけでなく、さまざまな食物アレルギーへの新たな対策につながる可能性があると指摘する。臨床試験の今後の予定だが、およそ60人を対象に再来年の春まで続くということ。そして安全性を確認できた場合、食品メーカーではまずは病院などでこの卵を使ったお菓子などを患者に提供できないか検討していきたいとしている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月26日放送 23:40 - 23:45 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
「満足度No.1」などと表示する広告について消費者庁が実態を調査したところ、ヒアリングに応じた事業者のほとんどが根拠となるアンケート調査の内容を把握せずに「No.1」などと表示していたことがわかった。また第三者の主観的評価を指標とする275件の広告を調べたところ、使われていた最も多いフレーズは「満足度No.1」で71件、「おすすめしたいNo.1」が39件だっ[…続きを読む]

2024年9月26日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.(ニュース)
消費者庁の最新の調査で消費者の半数が“ナンバー1広告”に影響を受けると回答したことが分かった。昨年度、消費者庁はナンバー1表示関連に対し、調査結果に合理的な根拠がないなどと13事業者に措置命令を出した。大手住宅メーカー「土地情報が豊富な注文住宅会社No.1」、イヌ向けのサプリ販売会社「食べさせやすいと思う愛犬のアイケアサプリNo.1」などで、現在は改善されて[…続きを読む]

2024年9月5日放送 12:20 - 12:30 NHK総合
みみより!解説(みみより!解説)
解説委員・土屋敏之の解説。先日、大手電機メーカーのパナソニックが2027年末までにすべての蛍光灯の生産を終了すると発表した。去年、11月にジュネーブで開かれた「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」で、2027年末までに段階的にすべての一般用の蛍光ランプの製造、輸出入が禁止されることが決まった。蛍光灯は微量の水銀を使用していて、原理的に水銀をゼロにすることは[…続きを読む]

2024年8月20日放送 4:05 - 4:15 NHK総合
視点・論点(視点・論点)
見直しが検討されている機能性表示食品制度。事業者には自由度が高く、安全性・機能性を自ら評価し消費者庁に届け出れば企業の責任でパッケージに「機能」を表示できる。この際、消費者庁は審査しない。2015年創設のこの制度。以前の「特保」は国が審査しており開発費用が負担になっていた。中小企業の参入を招き市場規模も拡大した一方、事業者にとってハードルが低いことで問題も噴[…続きを読む]

2024年8月19日放送 23:00 - 23:59 日本テレビ
news zerozero life
ハンディー扇風機の扱いに注意。消費者庁などによると満員電車で使っている人の近くにいたら髪の毛が吸い込まれる形で引っ張られた。また、床に落としたあと使ったら煙が出て焦げ臭くなって破裂音がしたといった情報が寄せられたという。使用する際は必ず周りを確認してから使うこと。また落とすなど強い衝撃を与えてしまった場合は使用を中止して修理窓口などに相談する。

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