大和証券・山本賢治の解説。本日分の2月の全国コアCPIに関してはエネルギー価格の減速等により1月から伸び率自体を縮小する見込み。ただ日銀が追加利上げに意欲を引き続き示している背景には物価の上振れリスクというのがあるのだろうと思う。体感物価が上がってきているというのは政治的なところを通じて日銀の追加利上げの誘因も高めているのだろうと思う。この国民の体感物価というところを重視するとは思うが、そうするのであればもしかするとこの5月会合での利上げというのも一応念頭には置いておかないといけない。
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