FRB(連邦準備制度理事会)・パウエル議長は12日、アメリカ議会下院の証言で「利下げを急ぐ必要はない」との認識を改めて示した。1月の消費者物価指数を念頭に「物価目標の達成にはまだ時間がかかる。政策金利は当面、抑制的な水準で据え置く」としている。これに先立ちアメリカ・トランプ大統領は自身のSNSで、政策金利を引き下げるよう再び要求した。「利下げと関税を同時に実施すれば、アメリカの経済はロックンロールだ」と述べ、FRBへの圧力を強めている。
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