日本銀行は金融政策決定会合で、政策金利を現在の0.5%程度に据え置くことを決めた。また利上げを判断する指標の一つである消費者物価指数(生鮮食品除く)の上昇率については、コメなどの食品価格の高騰を受け2.2%から2.7%に今年度の見通しを引き上げた。今後は物価安定目標とする2%に近い水準で推移すると予想しているが、米中関税交渉などの影響も見ながら利上げのタイミングを慎重に見極めるものとみられる。
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