今回は災害時の水の確保について。能登半島地震では断水が長期間し今も復旧していない地域が残されている。去年12月に完成した渋谷区のオフィスビルの庭にあるのは災害時に地域の人に使ってもらえる井戸です。地下15メートルから地下水を手動でくみ出す。ビルで働く人たちは災害時には帰宅困難になるため生活用水として地域の人にも使ってもらおうと考えています。小田原市の住宅メーカーのモデルハウスの床下収納には災害時の飲み水タンクが入っている。水道水を循環させて4人家族3日分の飲料水をためられる。足踏み式ポンプで水を出す仕組み。雨水タンクのメーカーが相模原市に設置した施設は300平方メートルに雨水が保存されていてフィルターでゴミを取り除ききれいな水が残る仕組み。特別な浄水器で飲むこともできる。メーカーでは自治体や大規模商業施設などに導入してもらいたいと考えている。専門家は井戸などは日ごろから自治体や民間で情報共有しておくことが大事だと指摘している。