東急百貨店本店がオープンしたのは1967年。当時の渋谷は集客施設が駅に集中していた。賑わいを広げるため駅から500m離れた場所に百貨店は作られた。狙いはあたり百貨店へと続く道の通行量は2倍に増えた。日本の百貨店で初めて設置されたというガラス張りのエレベーターや屋上ビアガーデンも話題に。いつしか駅からの道は東急本店通りとも呼ばれ名実ともに渋谷のシンボルとなった。建物の老朽化でことし1月、55年の歴史に幕を閉じた。
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