昨日のメジャーリーグ開幕戦、パドレス×ドジャース。ダルビッシュ投手と大谷選手のファン待望対決が実現した。2012年ダルビッシュ有投手が日本ハムからメジャーリーグへ渡ったその年のドラフトで大谷翔平選手が日本ハムに入団した。背番号11を引き継ぎ、寮の部屋はダルビッシュ投手が使っていた部屋だった。2017年大谷選手もメジャーリーグへ、2021年には交流戦で対決するかと思われたがその時は大谷選手は代打出場のみで初対決ならず。2023年WBCで初チームメメートとなり、WBC優勝から約3ヶ月後に2度目の対決のチャンスが。試合前には2人が同時に投球練習する様子もみられたが、ダルビッシュ投手が登板回避しまたも対決ならず。今季、大谷選手はダルビッシュ投手と同じリーグのドジャースへ移籍、昨日は3度目の正直で初対決がついに実現。試合前、大谷選手は約170人の報道陣やファンが見守る中、フリー打撃は行なわず短距離ダッシュなどで体を動かしていた。日本時間の昨日夜7時迎えた開幕戦、日本国内のスポーツバーでもファンが見守った。初回からランナー1塁の場面で対決が実現、初球のストレートはボール。2球目は大谷選手は変化球を打ちファウル、3球目は見逃し、4球目は大谷選手は快速をとばしダブルプレーは逃れるが初対決の記録はショートゴロとなった。3回表の2度目の対決、大谷選手は初球から積極的にスイング、ファウルになるが、2球目はボール。3球目はとんでもない大きな当たりだったが球場の壁に当たる特大のファウル。4球目ボール。5球目は今シーズン初ヒットとなり、続くバッターの初球で今シーズン初盗塁に成功。ドジャースは大谷選手のヒットを皮切りに満塁のチャンスを作るが、ダルビッシュ投手が気合の投球で得点を許さず。そのごダルビッシュ投手は犠牲フライで点を許すも4回途中1失点で降板、2人の初対決は大谷選手の2打数1安打となった。また6回にはパドレス・松井裕樹投手がメジャーリーグデビュー、ランナーを出すが初三振を奪うなど、堂々のメジャーリーグデビューを飾った。日本人選手3人が見せ場を作る中、大谷選手が開幕戦で自身初の記録をマークした。