きのう正午前、官邸で開かれた緊急会見。岸田文雄総理大臣は「自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くこと。総裁選には出馬しない」とコメント。政治とカネ問題の責任を取るとした岸田総理。2年10か月を超えた在任期間。岸田政権は反撃能力の保有や防衛増税、原発の建て替え・60年超運転容認など、これまでの政府の方針を次々と転換してきた。岸田内閣支持率が旧統一教会をめぐる問題を受けて下降する中、ウクライナを電撃訪問、去年5月にはG7広島サミットを実現。しかし政治とカネを巡る問題が表面化、支持率が低迷。自民党・石破茂元幹事長は「推薦人が20人いれば総裁選に出馬したい」などとコメントした。