1年前のきょう、渋谷駅周辺を訪れた人は前年より約8000人減少している。きょう東京・渋谷では、DJポリスを含む機動隊員など警察官数百人態勢で警備が行われている。若者の街には警戒の色も。午後1時ごろの渋谷センター街は、数時間後には人の数が増えたように見える。その後、人の滞留を防ぐため柵が設置され一方通行に。車両については、宮益坂下からスクランブル交差点までの区間があす未明にかけて通行止めとなる。渋谷のシンボルがシートで覆われる一方、新宿・歌舞伎町の広場にもきょう、白い幕が張られた。新宿のハロウィーンも今年は変わる。明日午前5時まで路上での飲酒が禁止に。対象となるのは、JR新宿駅の東口駅前広場の北側と、歌舞伎町にかけてのエリアで、店舗にも酒類の販売自粛が要請されている。さらに新宿区職員が見回りを行うほか、新宿区は民間の警備員を75人配備するなど、ハロウィーン対策の予算として3200万円あまりを計上。渋谷区も警備の委託費として6500万円あまりを予算計上しているという。ハロウィーン当日、節度ある楽しみ方が大切。きのう夜、規制されていない池袋に行ってみると、仮装を楽しむ親子を発見。しかし池袋には仮装している人はそれほどいなかったが、目立たない地味ハロウィーンを楽しんでいたのは、高校1年生の2人。「渋谷に行くのは怖い」という。一夜明け、東京・お台場のテーマパークには行列が出来ていた。渋谷などが規制され、ハロウィーンを楽しめなくなったため、新たなハロウィーンの聖地としてショーを開催。それぞれ持ってきた衣装に着替え、ハロウィーンを楽しんでいた。