石破総理が共同議長を務める第9回アフリカ開発会議(TICAD9)がきょうから3日間の日程で開催される。アフリカの40カ国以上が参加予定で、歴代の日本の総理が注力してきた。1993年、アフリカへの開発援助を目的に日本が主導する形で始まった。2000年代にはアフリカ経済が資源の輸出などで高成長を遂げ、2013年のTICADでは初めてアフリカの首脳と日本の民間企業の代表が直接対話を行った。そして、地球儀を俯瞰する外交を掲げてきた安倍晋三元総理も国連では54票にもなり影響力を持つアフリカ諸国との関係を重視。当初、援助の対象だったアフリカは日本のパートナーとして投資の対象へと変化していった。9回目となる今回、石破総理はどんな構想を描いているのか。