熊本県球磨村一勝地では400年前曲げ物の技術が伝わった。曲げ物作りはすべて手作業で厚さ5mmのヒノキに熱湯をしみこませて柔らかくして一気に曲げる。1週間ほど乾燥させると曲げ物独特の曲線が定まる。ヤマザクラの皮を薄く削り板の合わせ目をとじていく。曲げ物師の淋さんは建築関係に従事していた20代にまげわっぱと出会い妻の祖父に弟子入りし44年にわたり技術を磨いた。淋さんはまげわっぱの魅力を伝えようとワークショップを開いている。
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