熱中症予防に重要な汗活とは。暑熱順化ができていた3人の生活習慣から汗活ポイントを学ぶ。汗をかく習慣について神倉さんは「時間がある時に1時間から1時間半歩く」、若葉さんは「ホットヨガに通っている」などとコメントした。汗活ポイント1つ目は、運動習慣。適度なスポーツや運動で汗腺を刺激し発汗する。3人とも普段から体を動かす習慣があり、暑熱順化につながっていた。運動の目安としてはウォーキングは30分、ジョギングは15分で週5回。サイクリングは30分を週3回。これを2周間続けると暑熱順化に効果的と言われている。2つめの汗活ポイントは、入浴。お湯に浸かると体温が上がり発汗を促す。オススメの入浴法について神田は「41℃のお湯に10分間浸かる。2週間続けると汗をかきやすくなる」などと指摘した。食生活について若葉さんは「辛い物が好き」、神倉さんは「そばが大好きで七味唐辛子はバシバシかける」などと述べた。3つめの汗活ポイントは、辛い物を食べる。香辛料によって血流が促進され発汗が促される。暑熱順化できていないチームの2人には汗腺の機能を下げるダメ習慣を発見した。川島さんは1年間毎日必ずアイスを食べる、重田さんは1日の水分補給の回数が少ない。冷たい物を日常的に食べると内臓が冷え、自律神経を乱し汗腺の働きが鈍る。水分摂取は1度に多くの量を摂取しても尿として排出されてしまうため、小まめな水分補給を行わないと体内の水分量が減り、汗がかきにくくなる原因になる。