朝から大雨となった北海道・稚内市では大きな水たまりがいたるところにでき、車は水しぶきを上げながら走っていた。午後2時頃の北海道・豊富町の映像では大粒の雨が音を立て地面に打ち付けていた。豊富町では午後3時までの24時間雨量が観測史上1位の167.5ミリを記録。平年の8月1か月分の雨量を超えた。前線や低気圧の影響で非常に激しい雨が降った北海道。あす夕方までの予想雨量は150ミリと記録的な大雨となるおそれがある。一方、きょうも東北~九州の31都府県に「熱中症警戒アラート」が出された。富山県では各地で猛暑日になった。高岡市では暑さのなかきのうからコシヒカリの稲刈りが始まった。今年は暑かったため水の管理に気を使ったという。コンバインの運転席にはエアコンがついているが、大変なのが外で作業をする人。そこで福利厚生で全社員に“小型ファン”付き作業服を支給したという。危険な暑さは東京都心でも。最高気温は35.1℃、9日連続の猛暑日となり、これは歴代最長に並ぶ記録。さらに猛暑日の日数でいえば今シーズンで22日目。こちらも最も多かった一昨年と並んだ。