「NHK NEWS WEB」の特集記事の紹介。今回の記事は「被災した経験はないけれど…「震災の伝承」に取り組む教師」。東日本大震災と原発事故の被災地・福島県南相馬市の高校で、今年2月上旬に防災授業が行われた。教室には、原発事故の後に牛小屋に取り残された牛が植えに苦しんでかじった柱のレプリカが資料として持ち込まれた。生徒たちはこうした資料に直に触れ、各々の感想を伝えあったという。この授業を企画した小峰朱理菜さんは福島県塙町の出身で、東日本大震災等で被災・避難した経験はないという。小峰さんは当初被災経験の無い自分が防災授業はできないと思っていたというが、震災の記憶の風化が指摘されることに危機感を感じ、悩んだ末に今回の防災授業を企画したという。