埼玉・狭山に住む池原昭治さん、奈々さん親子は地域の昔話をアニメで描き、長年市の広報誌にも掲載されてきたそう。昭治さんは面白い昔話があることや話に出てくる場所が今も残っていることなどを知ってもらいたいなどと話した。奈々さんは父親の絵をアニメにすることで子どもたちが昔話に親しんでくれるのではないかと考え、父親のアドバイスを受けながら物語を作っていた。奈々さんの姪で小学生のしずくちゃんが声を吹き込み、登場人物のセリフやナレーションなどをすべて一人で演じていた。完成した作品を地元の小学校で上映すると、子どもたちは画面に見入っていた。奈々さんはアニメとして心に残る形で伝えていって、新しい世代の子どもにも残してもらいたいなどと話した。