沖縄県は県産の食材をPRする一環として、先月24日~あさってまでの期間、アメリカ・ニューヨークの10店舗のレストランで県産の食材を使ったメニューを提供するフェアを実施している。この中ではシークァーサーのドレッシングを使ったサラダやもずくの天ぷら、黒糖のあんみつなどの料理・デザートを提供している。県によると玉城知事が去年9月にアメリカを訪問した際、ニューヨークの日本食レストラン協会とアメリカでの販路拡大の可能性などについて意見交換するとともに連携を確認し、今回の開催に至ったとのこと。沖縄総合事務局によると、沖縄からの農林水産物や食品の輸出額はおととしが39億2,000万円で10年前と比較して2.7倍に増えており、県は今後も海外での発信を強化し、輸出のさらなる拡大を図りたい考え。