能登半島地震のあといまも多くの世帯で断水が続く石川県珠洲市に棚倉町が水洗トイレを備えたトレーラーを派遣。棚倉町はことし3月にクラウドファンディングの基金などで導入したトラックで牽引する水洗トイレを備えたトイレトレーラーを能登半島地震で大きな被害を受けた珠洲市の要請を受けて派遣することになり、役場で出発式が行われた。珠洲市ではいまも全世帯の6割の3300戸余で断水が続いていて、住宅や施設などで水洗トイレが使えない状態。トレーラーの派遣期間はことし7月末までの予定で、珠洲市内のデイサービスや断水している家屋の住民、ボランティア団体などが使用する予定。