- 出演者
- 田代杏子 山崎智彦 高橋秀和 加藤成史 岡野暁 稲塚貴一 兼清麻美 保里小百合 佐藤克樹 柴田拡正 保田一成 大村和輝 坂下恵理
オープニング映像。
柏崎刈羽原子力発電所で東京電力が再稼働に必要な検査の一環として7号機の原子炉に核燃料を入れる作業を始めたことについて、新潟県・花角知事は県庁での会見で「東京電力の行っている一連の様々な安全対策、確認検査のプロセスの工程だ」と述べ「再稼働を巡る県の議論に影響はない」という考えを改めて強調。柏崎刈羽原発ではテロ対策上の問題を受けて原子力規制委員会から事実上の運転禁止命令が出されていたが去年12月に解除され、東京電力はおとといから7号機の原子炉に核燃料を入れる作業を開始。
県内で人口減少が課題になる中、三条市では移住を支援する制度を活用して市内に移住した人が5年間で5倍に増えたことが分かった。三条市は市外から移住する人を対象に相談対応のほか空き家に住む際に改修費用を補助するなど移住を促進する支援策を行っている。支援策を活用して三条市に移住した人は昨年度147人と5年間で5倍に増えた。三条市は日本学生支援機構などが貸し出す奨学金の返還を180万円を上限に支援する制度を今年度から開始。三条市出身でUターンする人や、三条市立大学、三条看護医療歯科衛生専門学校を卒業して2年経っていない人、市内で就職か起業して5年以上定住する考えがあることを要件としている。三条市は「移住を検討している人に三条市を選んでもらえるように支援に取り組みたい」としている。
核のごみは長期間強い放射線を出し続けることから地下300mより深くに埋めて最終処分を行うことが法律で決まっていて、処分地の選定に向けた調査は3段階で行われる。九州電力の玄海原子力発電所が立地する玄海町では今月町内の旅館組合と飲食業組合、防災対策協議会の3団体から選定に向けた調査のうち第1段階の文献調査への応募を町に働きかけるよう求める請願書が町議会に提出された。これを受けて町議会では請願を審査するための初めての特別委員会が開かれ、資源エネルギー庁や処分地の選定を担うNUMO・原子力発電環境整備機構の参考人4人が原子力政策などについて説明。NUMOの担当者は文献調査の受け入れが全国で北海道の2つの自治体でしか決まっていないことを踏まえ、「国としてはできるだけ多くの地点で実施したい」と述べて理解を求めた。午後は請願についての説明や質疑が行われる予定。議会関係者によると議会では今月中に再び特別委員会を開き、請願の扱いについて判断する。NUMOによると把握している範囲では原発が立地する自治体で処分地の調査に向けた請願が出されるのは初めて。
佐賀市富士町の北山しゃくなげ園は福岡との県境に近い標高400mほどの山間にあり1万平方メートル超えの斜面にシャクナゲとツツジ計30種類約1万5000株が植えられている。この内シャクナゲは6割から7割が花を咲かせて見頃となり今日も朝早くから多くの人が斜面いっぱいに花々が織りなす赤と白のコントラストを楽しんでいた。近くに住む姉川輝次さんが40年近く前から斜面を切り開き増やしてきたという。
輪島市では一昨日時点で15の指定避難所に約800人が避難している。市によると今後仮設住宅の建設が進むほか上下水道の復旧が予定されていることから避難所について今年8月末までに解消したいとしている。スケジュールについて市は今日までに避難所の運営者に対し明らかにした。市は品所の解消に向けて人数が少なくなった避難所を集約していく事を検討している。県外の自治体職員による支援活動も来月末に終わる予定で今後の運営のあり方についても住民と協議していきたいとしている。
この春石川県庁に採用された新人職員が能登半島地震で被災した七尾市で家財の運び出しなどのボランティア活動を行った。この活動は石川県が新人職員に地震からの復旧などに必要なことや県職員として何ができるのかを考えるきっかけにしてもらおうと研修の一貫として行うもの。今日は40人の新人職員が七尾市の災害ボランティアセンターに集まり活動の際の注意点について説明を受けたあと市内各地の活動場所に向かった。この内七尾市中島町の70代の女性が1人で住む住宅では新人職員たちが地震で倒れて壊れるなどした本棚などの家具を運び出しトラックに詰め込んでいた。県の人事課によると新人職員によるボランティア活動は明日と今月25日にも予定されている。
輪島市の朝市通りに掲げられたこいのぼり。この取り組みは地震で避難するなどして顔を合わせる機会の減った子ども達が集まるきっかけにしたいと地元の輪島市や金沢市に住む人達が企画した。昨日はメンバー6人が集まり朝市通りの空き地に持ち寄った鯉のぼり合わせて10匹を取り付けていた。空き地の周辺では復旧工事が進められるなか、復興を願って朝市通りの空に上げられた。朝市通りのこいのぼりは来月10日ごろまで見ることができ5日のこどもの日には子ども達を対象にしたイベントも実施するという。
能登半島地震の影響で庁舎内の壁に亀裂等の被害が確認され、展望塔事態に大きな被害は無かったものの市は安全を考慮して一般公開を中止していた。地震の回数が減ったことから約3ヶ月ぶりに今日から展望塔の利用を再開した。地上約70mの展望塔からは視界が良ければ北アルプスを一望できるが今日は遠くの景色を見ることができなかった。訪れた観光客たちは市街地の眺望を楽しんだほか地震の爪痕が残る川の護岸で行われている復旧工事の様子を眺めていた。
ホタルイカの生態や味覚を地元の子ども達に知ってもらおうと見学会が富山市の漁港で開かれた。見学会はホタルイカの加工業者や取り扱う飲食店が加盟している富山市北商工会が地元の漁港などの協力を得て開いた。富山市の水橋漁港の施設には地元の園児や小学生約200人が招かれ黒いカーテンで仕切られた暗闇の中で今朝水揚げされたばかりのホタルイカが青白く光る様子を観察した。別の場所では生きたホタルイカに触ることのできる水槽が設けられ子ども達が水槽からホタルイカをつまみあげ感触を確かめていた。集まった子ども達には茹でたホタルイカが振る舞われた。県水産研究所によると先月の漁獲量は過去10年の平均の3倍あまりとなる1153トンで記録的な豊漁となっている。
能登半島地震のあといまも多くの世帯で断水が続く石川県珠洲市に棚倉町が水洗トイレを備えたトレーラーを派遣。棚倉町はことし3月にクラウドファンディングの基金などで導入したトラックで牽引する水洗トイレを備えたトイレトレーラーを能登半島地震で大きな被害を受けた珠洲市の要請を受けて派遣することになり、役場で出発式が行われた。珠洲市ではいまも全世帯の6割の3300戸余で断水が続いていて、住宅や施設などで水洗トイレが使えない状態。トレーラーの派遣期間はことし7月末までの予定で、珠洲市内のデイサービスや断水している家屋の住民、ボランティア団体などが使用する予定。
福島県と山形県でしか確認されていない希少な生き物で甲殻類の一種、「チョウカイキタホウネンエビ」が猪苗代町のアクアマリンいなわしろカワセミ水族館で展示されている。9年前に水族館の職員が磐梯町の山林にできた沼で初めて見つけ、水族館が調査と展示を続けてきた。
きのう栃木県那須町の山あいで焼かれた2人の遺体が見つかった事件。警察は何者かが遺体を遺棄したと見て捜査。捜査関係者によると2人の顔には粘着テープのようなものが何重にも巻かれていて、さらにテープの下の頭には袋がかぶせられていたことが新たに分かった。警察は被害者の特定を遅らせる狙いがあった可能性もあるとみて詳しい状況を調べている。
NHKニュースサイトから感染症の情報。主に子どもが感染し、発熱やせきなど風邪のような症状が出る「RSウイルス」は全国的に感染者数が増えているところが多くなっている。2月下旬から増加傾向が続いている。去年は5月から6月にかけて増加してピークを迎えた。今年もこれからの時期注意が必要。
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- NHK NEWS WEB
熊本地震の本震から8年となったきのう、熊本・阿蘇市の阿蘇神社の前では、「阿蘇ちょうちん祭」が最終日を迎え、地震の犠牲者を悼むとともに復興を願った。
見頃を迎えているのは、玉名市の山田日吉神社の境内にある「山田の藤」と呼ばれるご神木の藤の木。熊本県の天然記念物に指定されている木で、幹周りは2.5メートル、東西に12メートル、南北に10メートルに枝分かれし、広い藤棚を作っている。
豊平川(札幌)で行われた訓練は、川に流された人を救助する想定で行われ、道警の水難救助部隊に所属する10人が参加した。道内の川では水難事故が去年1年間に15件発生し6人が死亡していて、釣りや水遊びなどの際の事故が多いという。