熱中症を警戒する目安として大事になってくるのが暑さ指数。暑さ指数は湿度、気温、輻射熱の3つを取り入れた指標。熱中症の予防を目的として算出されるもので、比率は7対1対2。熱中症警戒アラートは都道府県内のいずれかの地点で暑さ指数33以上と予測される時に出されていた。きょうから運用が始まった熱中症特別警戒アラートは都道府県内全ての観測地点で暑さ指数が35以上と予測された場合に出される。環境省が前日の午後2時ごろに発表。広域的に過去に例のない危険な暑さを想定したもの。環境省は海外では過去でカナダやヨーロッパなどで広域的な熱波による被害が発生している。日本でもこのような被害が起こることを想定して対策するとしている。大越さんは「35以上にならなくても我々、熱中症に警戒が必要」などと述べた。暑さ指数は25を超えた時点で警戒が必要。熱中症による死亡者数は毎年のように1000人を超えている。