大阪関西万博開催まで1年を切った。大阪府の埋め立て地、夢洲。色々指摘されている万博会場のいま。建設費約350億円、大屋根リングの工事は8割方完成に近い状態に。パビリオンの建設は手つかずのところから仕上げに入っているものまで様々。この万博を巡っては、工期の遅れ、資材の高騰による予算の膨張に対する批判の声も上がっている。大阪府と大阪市のアンケートで「万博に行きたい」と答えた人は33.8%。関心度は年々下がっている。今回のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。「万博ではどういうゴールを目指すのか」など、大阪府・吉村洋文知事に聞いた。吉村洋文知事は「社会課題解決型」の万博を目指すべきなどと話した。ただ、会場建設費は2350億円。吉村洋文知事は建設費が増額したことに対する説明を丁寧にする必要があると話した。