今盛岡の老舗蕎麦店に外国人観光客が殺到している。わんこそばに挑戦したアメリカからの男性は50杯でギブアップ。フタをしないと終わらせてもらえず、ギブアップしても数杯食べさせられていた。定番の観光スポット以外にも若者に人気の珈琲店ではマレーシア人家族が。盛岡神子田朝市ではオーストラリア人の姿が。多い日には3000人近く訪れる神子田朝市。地元でとれた農産物に加え、焼き鳥やクレープなども。中でも連日大行列を作るのは小麦粉を薄く伸ばしたすいとんに油揚げやしいたけなどの具材を加えた郷土料理のひっつみ、寒い盛岡の朝市の味。あるスイス人カップルは鴨出汁そばとたこ焼きを食べていた。東京からやってきたという彼は東京大学で研究をしているのだそう。このスイス人カップルがお土産探しに訪れたのは豊富な種類を取り揃えたみかん農家。こちらでは日本語で説明するより試食させてもらえる。これも外国人観光客を夢中にさせるオモテナシ。外国人観光客が6倍に増えた宿も。
盛岡つなぎ温泉。外国人観光客が6倍に増えた宿も。この日、やってきたのがアメリカ人の大学生グループ6人組。その道中が確かにビューティフル。訪れたのは盛岡手づくり村。プロの手ほどきを受けてオリジナル作品が作れる。竹細工、藍染め、凧などに挑戦。そして、竹細工はかなりのクオリティの作品になった。そして、盛岡中心部に移動、最も楽しみにしていたのは報恩寺の五百羅漢。中には自分そっくりな像があるのだとか。アメリカ人らは「信じられないくらい神秘的だよ」などコメント。そして、一日の疲れを癒やしてくれるのが露天風呂。
なぜ今盛岡に外国人が殺到しているのか!?きっかけは去年特集されたニューヨーク・タイムズの「今年行くべき52か所」に盛岡が2番目に選出されたことだという。推薦の記事を書いたアメリカ人ライタークレイグ・モドさんはその魅力をレコードにたとえて絶賛した。モドさんは「1回目はA面の京都、東京、金沢、広島で良いけど実は一番おもしろい味のある独特な曲はB面に入っている」などコメント。そんな盛岡のB面の魅力はどこにあるのか。舞台は江戸風情残る鉈屋町。この日、ある店にはスイス人女性が訪ねてきた。前日に吉田さんから声をかけられ意気投合したという。この場所で手芸教室を開く吉田真理子さん。外国人をみかけると次々と声をかけて、手芸やこの町の歴史を教えているという。まずは自作のカレンダーをプレゼントしてオモテナシ。さらに吉田さんこだわりのオモテナシが。案内した先には隣接する自宅。明治時代に作られた築150年の日本家屋。さらに、所狭しと飾られた、盛岡の町屋伝統のつるし雛。かつてこの地域では各家庭の雛飾りを見て歩く風習もあったという。自宅に招くオモテナシにはある理由が。「町のよさを外から眺めるだけでなく暮らしぶりを知ってほしい、町を愛し宝を広めるため」のオモテナシだった。
“日々の暮らし”を丁寧に生きる盛岡の人々。中でもアメリカ人ライターが注目したのは個人商店で引き継がれる若い世代へバトンだった。そんな象徴とも言える店がある。1976年創業で地元の人から愛される純喫茶。店主の高橋真菜さん。5年前がんで他界した先代のマスター、父・正明さん。盛岡では知らない人がいない存在だったという。父・正明さんの意思を継いだ真菜さん。コロナ禍にも負けずに店を守ってきた。正明さんがいた頃と何も変えていない店内。どうしても会いたくなった時に妻の美和子さんと娘の真菜さんが繰り返し観る動画が。正明さんが発病す前に家族旅行で撮影した映像だった。家族思いだった父・正明さん。そして、家族同然の愛情を注いだのがこのコーヒー店。正明さんのバトンがしっかり引き継がれていた。アメリカ人記者のクレイグ・モドさんは「元気な健康的な命を持っている街を感じることもすてき。世界的なモデルとなるこれから」などコメント。
盛岡つなぎ温泉。外国人観光客が6倍に増えた宿も。この日、やってきたのがアメリカ人の大学生グループ6人組。その道中が確かにビューティフル。訪れたのは盛岡手づくり村。プロの手ほどきを受けてオリジナル作品が作れる。竹細工、藍染め、凧などに挑戦。そして、竹細工はかなりのクオリティの作品になった。そして、盛岡中心部に移動、最も楽しみにしていたのは報恩寺の五百羅漢。中には自分そっくりな像があるのだとか。アメリカ人らは「信じられないくらい神秘的だよ」などコメント。そして、一日の疲れを癒やしてくれるのが露天風呂。
なぜ今盛岡に外国人が殺到しているのか!?きっかけは去年特集されたニューヨーク・タイムズの「今年行くべき52か所」に盛岡が2番目に選出されたことだという。推薦の記事を書いたアメリカ人ライタークレイグ・モドさんはその魅力をレコードにたとえて絶賛した。モドさんは「1回目はA面の京都、東京、金沢、広島で良いけど実は一番おもしろい味のある独特な曲はB面に入っている」などコメント。そんな盛岡のB面の魅力はどこにあるのか。舞台は江戸風情残る鉈屋町。この日、ある店にはスイス人女性が訪ねてきた。前日に吉田さんから声をかけられ意気投合したという。この場所で手芸教室を開く吉田真理子さん。外国人をみかけると次々と声をかけて、手芸やこの町の歴史を教えているという。まずは自作のカレンダーをプレゼントしてオモテナシ。さらに吉田さんこだわりのオモテナシが。案内した先には隣接する自宅。明治時代に作られた築150年の日本家屋。さらに、所狭しと飾られた、盛岡の町屋伝統のつるし雛。かつてこの地域では各家庭の雛飾りを見て歩く風習もあったという。自宅に招くオモテナシにはある理由が。「町のよさを外から眺めるだけでなく暮らしぶりを知ってほしい、町を愛し宝を広めるため」のオモテナシだった。
“日々の暮らし”を丁寧に生きる盛岡の人々。中でもアメリカ人ライターが注目したのは個人商店で引き継がれる若い世代へバトンだった。そんな象徴とも言える店がある。1976年創業で地元の人から愛される純喫茶。店主の高橋真菜さん。5年前がんで他界した先代のマスター、父・正明さん。盛岡では知らない人がいない存在だったという。父・正明さんの意思を継いだ真菜さん。コロナ禍にも負けずに店を守ってきた。正明さんがいた頃と何も変えていない店内。どうしても会いたくなった時に妻の美和子さんと娘の真菜さんが繰り返し観る動画が。正明さんが発病す前に家族旅行で撮影した映像だった。家族思いだった父・正明さん。そして、家族同然の愛情を注いだのがこのコーヒー店。正明さんのバトンがしっかり引き継がれていた。アメリカ人記者のクレイグ・モドさんは「元気な健康的な命を持っている街を感じることもすてき。世界的なモデルとなるこれから」などコメント。