トランプ大統領はアメリカへの輸入品に一律10%の関税を課し、貿易赤字額が大きいおよそ60の国や地域は「悪質」な国として税率を上乗せする。トランプ氏は「私たちはとても優しい人なので、外国が今までアメリカに請求してきた額の半分を求めています」などと話した。専門家は日本に24%の相互関税がかけられれば「日本のGDPを0.71%程度下げ、景気後退の引き金になりかねない」と指摘。自動車関税も日本時間きのう午後1時1分に発効。アメリカに輸出する自動車関税は27.5%に引き上げられた。また農林水産省は「ブリ・緑茶・日本酒が特に影響を受けるのではないか」と指摘。ブリ輸出額は約6割がアメリカが占めている。9日からは日本に24%の税率が適用される。