きのう日中16.1℃までしか気温が上がらず11月中旬並みの寒さとなった東京都心。多くの人が並んでいた先には熱々のおでん。体が温まる食べ物が恋しくなる季節が訪れる中、高値が続いていたダイコンの価格に変化が。一番人気だというダイコンの仕入れ値が2週間前には6本で2300円だったのが、先週は1000円値下がりして1300円ほどに。さらに高騰していたはずの鍋野菜の価格が軒並み値下がり。東京都中央卸売市場のそれぞれの野菜1kgあたりの卸売価格。約2週間前と比べてハクサイは23円、キャベツは28円、ダイコンも21円安くなっている。そのため千葉・柏市のお店でも約2週間前に比べ、ハクサイ4分の1カットが213円から106円となるなどいずれも値下がりしていた。現在、複数の産地からの出荷が重なり、市場に出回る数が増えていることから価格が低下。また、一時メニューの値上げも考えたというちゃんこ鍋専門店は「本当に良かった」と話した。こちらの鍋にはハクサイ・ニンジン・ゴボウなど6種類の野菜をふんだんに使用。中でもメインで使うハクサイやキャベツは1日10玉以上消費することもあり、ハクサイの仕入れ値が1玉1500円ほどだったこともあったという。鍋が恋しい季節となってきた中、今週は東北の太平洋側と関東から西は多くのところで晴れる見込みだが、東京や近畿地方では今日か明日にも木枯らし1号が吹く可能性もあり、冷え込む日もある予想。
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