テーマ「放置竹林」。周囲を山に囲まれた岡山県立真庭高校。経営ビジネス科・二若智帆さんと、福島春美さんは授業の一環で身近な社会課題を解決しようと放置竹林問題に目を付けた。自分たちで竹の防草効果や土壌改良効果などを研究。そのなかでも消臭効果に関しては継続的なビジネスにしようと自治体の活動に狙いを定める。市が来年から全域で行うことが決まっている生ごみの回収リサイクルに竹パウダーによる消臭を導入できないか市の環境課や回収業者に提案。2週間の実証実験を行い、住民からはおおむね好評を得られたそう。市と提携している生ごみの回収業者が竹を買い取り、竹パウダーにし生ごみの消臭に活用していくという事業を本格的に検討することとなった。2人は一連の取り組みを全国高校生ビジネスアイデアコンテストに応募。見事、最優秀賞を勝ち取った。岡山・真庭市の映像。真庭市・危機管理監・今石久嗣さんのコメント。