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「知的障害」 のテレビ露出情報

施設に入所できず待機している石橋法幸さんは母の益美さんと父の3人で暮らしている。重度の知的障害や自閉症があり、生活全般で介護が欠かせない。またてんかんの発作が月に10以上あり医療的なケアも必要。40年近く法幸さんに寄り添ってきた益美さんだが、65歳になり体力的な衰えを感じている。これまで通り支えることは難しいと安心して暮らせる住まいを探しているが、福岡市内では重度の知的障害を受け入れている入所施設やグループホームにいずれも空きがないという。国は法律などに基づいて、障害のある人が身近な地域で暮らせるようにするという方針を掲げ、規模の大きな入所施設から、地域の中で少人数で暮らすグループホームなどへの移行を進めている。入所施設については、定員数を段階的に減らす方針を示していて、全国の入所者は5年前に比べて5300人余り減少。これに対し、グループホームの入居者は、およそ6万5000人増えている。しかしNHKが専門家とともに行った調査からは障害のある人やその家族が希望する住まいを確保できていない実態が見えてきた。47都道府県と696の市区町村から得られた回答によると、入所施設の利用を希望しながら、空きがないため待機状態にある障害者が少なくとも延べ2万309人、グループホームの利用を希望しながら待機状態にある人が、少なくとも延べ1910人いることが分かった。待機者の7割以上は知的障害者だった。待機者の数には、将来自宅で介護できる人がいなくなったときに備えて申し込んでいる人も含まれていると見られている。また調査では、そもそも入所施設の待機者数を把握していないと答えた自治体が3割を超えた。NHKと共同で調査を行った専門家は、「自治体ごとに待機者を把握する方法が異なることが分かったので、まずは国が、待機者の定義を統一的に示すことが求められる」と指摘している。調査では、待機者が生じる理由を尋ねたところ、各自治体から受け皿となるグループホームの不足や、専門的な介護のスキルを持った人材の不足を挙げる意見が目立った。一方、医療の進歩で平均寿命が延びたことなどを背景に、入所施設や病院以外で暮らす知的障害のある人たちが増えていて、自宅以外の暮らしの場に対するニーズは近年、急速に高まっているという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月7日放送 17:30 - 18:50 TBS
報道特集(特集)
障害のある作家が湧き上がる衝動のままに生み出す芸術作品・パラアートに関心が高まっている。生き物たちを優しく色鮮やかに描く若き知的障害の画家の魅力迫る。作品「青いカメレオン」「こどものキリン」「ハシビロコウ」(絶滅危惧種)を紹介。兵庫・西宮市に住む24歳・木下晃希さんは、動物と恐竜が大好きな画家。去年5月、動物写真家と晃希さんの2人による展覧会が京都で開かれた[…続きを読む]

2024年8月15日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9SPORTS
今月28日に開幕するパラリンピック。パラ競泳男子100m平泳ぎ知的障害のクラス・山口尚秀選手。東京パラリンピックで金メダルを獲得。連覇のために目指すのは、みずからが持つ世界記録の更新。山口選手は「しっかり楽しみながら、自分の持っている力を発揮し、100m平泳ぎで金メダル、自己ベストの更新」と語った。23歳の山口選手は、1m87cmの長身を生かしたダイナミック[…続きを読む]

2024年7月29日放送 1:05 - 1:35 日本テレビ
NNNドキュメント’24「春くんの家 障害あっても得意なことを」春くんの家
大谷は自転車の国際大会で2つの銀メダルを獲得していた。大谷は発達障害・知的障害があり、父・正樹が仕事の合間に自転車の練習に付き添っている。大谷の弟3人のうち2人も障害を持っている。父・正樹は強いて言うならばこれが大谷家の普通だと語った。そんな大谷家の日常に密着する。大谷の暮らす山口県美祢市は道が広く交通量が多くないため自転車の練習には適しており、この日も父・[…続きを読む]

2024年7月12日放送 23:58 - 0:48 TBS
NEWS23(特集)
障害のあるアーティストが描いたアートを商品化し、エルメスやルイヴィトンに並ぶ世界的なブランドを目指す企業を取材した。ヘラルボニー・松田文登共同代表は「主に知的障害のある方達がアートを創作していて、いろいろな形で商品にする」などと話した。商品の売り上げの5%がアーティストに入るといい松田共同代表は「世界平均のライセンスのパーセンテージも見た中で健常者よりも渡し[…続きを読む]

2024年7月12日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本行き場のない障害者
重い知的障害のある人にとって、先の見通しが定まらないことに負担を感じる人も少なくない。本来ショートステイは緊急時に利用するもので、住まいの受け皿として利用され続ける現状は改善すべき。国が掲げる障害のある人が地域の一員として一緒に暮らすという目標は、行政の対策だけで達成できるのか。事実を知り、考える事が必要。

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