石破総裁は「昨日行われた衆議院選挙において我が自由民主党は国民の皆様方から極めて厳しい審判を頂戴した。自由民主党、公明党で優位な方々を多く失ったことは痛恨の極み。これを真摯に厳粛に受け止め自由民主党は心底から反省し生まれ変わっていかなければならない。先ほど自由民主党・公明党の党首会談を行い、政策合意に署名をし、同じ考えを公明党と共有したところ。今回の厳しい結果は自由民主党の改革不正に対する国民の皆様方の厳しいご指摘と受け止めている。これを受けて身内の論理、党内の理屈と国民の皆さまから思われていることを今後は一切排除し私自身も原点に帰り厳しい党内改革を進め、政治とカネについてはさらに抜本的な改革を行っていく。政治改革について党派を越えた議論を行い速やかにその実現をはかっていく必要がある。今回の選挙選を通じ全国各地を応援演説で回らせていただいた。そのなかで切実な国民の皆さまからの声を多く頂戴した。いま政治に求められているのはこうした声に速やかに適切に答えていくこと。国民の皆さま方の目線に立ち一人一人の課題を受けとめて答えを出すべく、これまでも予備費を使いながら経済対策、補正予算を作り、7年度予算を作り、新年度から対処し執行する。そのような切れ目のない対応を実施していかなければならない。物価高に苦しんでおられる方が大勢いらっしゃる。例えば賃上げの恩恵を受けにくい所得の低い方々に手を差し伸べていかねばならない。」などと述べた。