500人以上の犠牲者を出した能登半島地震からきょうで1年となった。石川県では地震が発生した時間に合わせて追悼式が行われた。去年の元日の能登半島地震では災害関連死も含め504人が死亡し、2人が行方不明となっているほか、その被災地を襲った9月の奥能登豪雨でも16人が死亡した。輪島市の日本航空学園の体育館で行われた追悼式には、遺族をはじめ石破総理大臣や岸田前総理が参列した。式典で石破総理は「復旧復興を可能な限り早く成し遂げることこそが、犠牲となった人々の御霊に報いる道だ」などと述べた。そして、穴水町で父親を亡くした女性が遺族を代表して挨拶した。この後、地震が発生した午後4時10分に合わせ、地震と豪雨の犠牲者に黙祷が捧げられた。