神奈川県横須賀市の子ども食堂「よこすかなかながや」。様々な事情で自宅で晩ごはんが食べられない子どもたちがやってくる。神奈川県が中学2年生がいる家庭を対象に行った調査では、世帯所得187万5000円以下の貧困家庭の割合が10.1%にのぼり約10人に1人が厳しい経済環境にあることがわかった。「よこすかなかながや」では食材などを募り、ほぼ毎日子ども食堂を開いている。神奈川県伊勢原市で行われている無料学習サポート「学習サポートみらい・つなぐ」には、経済的事情を抱えた子たちを対象に学習サポートをおこなっている。現在約40人の子どもが在籍している。指導しているのは大学生などのボランティア。神奈川県の今回の調査のきっかけは、おととし全国で実施された「国民生活基礎調査」だった。