大正4年の11月16日は長崎市で路面電車が運行を開始した日となっている。これを記念して明治44年に製造された木造の電車が運行し、大勢のファンが足を運んでいる。製造から暫くの間福岡県で運行していたものの昭和34~48年には長崎市で活躍し、その後は会社の車庫で保管されている。社内は光を取り入れるため屋根に段差をつけた作りであり発車を知らせるベルは当時のままの状態となっている。利用者からはふだん乗れないし見られない電車なので貴重だとの話が聞かれている。
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