福岡県にあるスーパー「ゆめタウン南行橋店」を取材。どれだけ時間がかかっても、ゆ〜っくりと会計ができるスローレジ。高齢者に人気で、店の売り上げも10%アップした。スローレジを提案したのはスーパー店員ではない阿部かおりさんで、地域のデイサービス「福岡県若年性認知症サポートセンター」を運営している。きっかけはデイサービスの利用者からのひと言。“レジで、うしろの人に舌打ちをされ、買い物に行くのが嫌になった”と言われた。阿部さんが、体が不自由な人や認知症の人にも自信を持って買物をしてほしいと思い、地元のスーパーにスローレジを提案した。スローレジでの工夫を紹介。会計の時は店員から手伝うことはなく、じっと客を待っていた。“いくら時間がかかっても買い物ができる”という成功体験をスローレジはもたらしてくれる。利用客に対して店員から話しかけることで時間がかかることへのプレッシャーを和らげている。