中国軍はきょう午前、中国で3隻目となる空母「福建」が初めての試験航海を行うと発表した。試験航海では福建の動力や電力と言ったシステムの安定性などを検証するという。福建は中国の空母で初めて艦載機を加速して飛ばすことができる電磁式のカタパルトが装備されている。また福建の配備により空母3隻でローテーションを組み、常時運用が可能な体制となり、周辺国の圧力が強まることになる。現場では警察が空母を撮影する取材班を制止しなかったほか、国営メディアも大々的に報じていて、中国としては海軍力増強を内外に誇示する狙いがありそうだ。