岸田総理が総裁選不出馬を表明したことについて。岸田総理は、「残されたのは自民党トップとしての責任、所属議員が起こした重大な事態について組織の長として責任を取ることにいささかの躊躇もありません、今回の事案が発生した当初から思い定め心に期してきたところであり、当面の外交日程に一区切りがついたこの時点で、私が身を引くことでけじめをつけ、総裁選に向かっていきたいと考えています」とコメント。岩田氏は「特に大きいのは2009年の政権交代。野党になったことがトラウマとして残っていて政権を維持することへのエネルギーはものすごいものがある。伸ばしたところで変わらない。今決めてしまった方が自民党総裁選自体が盛り上がる」などと話した。今月20日、投開票日決定。9月20日または27日、総裁選投開票。立憲民主党の代表選挙選ばれた新代表と衆議院解散総選挙でたたかう可能性が高まる。立憲民主党の泉健太代表は、「総理が辞めたとしてもそれは自民党の体質が変わったわけではない、党が危機になると総理総裁を変えて心機一転、過去を忘れてもらうと、そういう手法に国民がいつまでも引っかかっていてはいけない」などとコメントしている。