一般会計の総額がおよそ13兆9000億円の今年度の補正予算案を巡り、立憲民主党は修正案を単独で衆議院に提出した。この中では宇宙戦略や文化芸術活動の基盤強化など緊急性の低い基金への支出が多いとして、政府の拠出を1兆3600億円余り減額するとしている。一方、能登半島の被災地支援のための支出が不十分だとして、今年度予算の予備費から1000億円を復旧復興のために使いみちを限定して支出するとしている。このあと開かれた衆議院予算委員会の理事会で立憲民主党は提出した修正案を政府案と並行して審議するよう求め、引き続き協議することになった。