撮影2日目。3時オープンのお店。80歳のママは福島出身だという。40歳で夜の世界に飛び込み、小さな子どもを育てながら賢明に働いてきた。なんとかやってこれたのは、通い続けてくれた常連さんたちのおかげだという。別のお店の開店と同時に入るお客さんがいた。母親とマスターが昔からの知り合いだという。マスターは、お客さんというよりもご近所付き合いという感じだと話した。夜10時過ぎ、カメラに向かって歌う50歳の男性がいた。同じ店内には高校の同級生だという22歳の若者たちもいた。立石の風情に触れてみたいと勇気を出して来てみたのだという。どちらの世代にも分かる曲を歌い、みんなでカラオケを楽しんだ。今日は花の金曜日、結婚式の前夜にママに会いに来たという常連カップルや、北海道から上京して20代から通う元プロボクサーなどのお客さんがいた。