全国的に放置された竹林が問題になっている。放置された竹林は道路や家屋へ倒れたり宅地に侵入するなど人々の暮らしに支障をきたしている。高齢化などにより放置される竹林が増え、持ち主に連絡がつかないケースもある。新潟・田上町出身の馬場大輔は4年前にできた「道の駅たがみ」の初代駅長に就任しアイデア商品を連発している。放置竹林を減らすため、仲間たちと2年前から「竹あかりアートイベント」を行っている。竹林を整備して竹を使ったアート作品を展示した。しかし田上は「イベント会場自体はきれいになるが、町中の竹林がきれいになるわけではない。まだ荒れた場所や困っている人がいる部分にどうやってアプローチしていくかが非常に課題だと思っている」と話す。田上は“幼竹”に目を付け“メンマ”作りを始めている。