北九州市門司区で船の模型を作り続ける男性を取材した。関門海峡を行き交う船の模型を制作しているのは前畑正信さん。身近な材料を使って50年近く精巧な模型を作り続けている。鹿児島県出身の前畑さんは11年前に定年退職するまで海上保安官として九州各地の灯台に勤務していた。5年前に制作した捕鯨母船「第三図南丸」、第7管区海上保安本部の測量船「はやしお」、関門汽船の連絡船「とくじゅ」を紹介。前畑さんは地元で活躍する船を模型で残したいと考えている。住民の足である「若戸渡船」の構造を確認するため現地を訪れた前畑さんは、デッキにあるベンチや換気装置を正確に再現するため写真に記録していた。自宅へ戻って作業を再開した前畑さんは、竹串や画用紙を使って制作を進める。前畑さんは「飾り物じゃなくて模型なので本当に正確じゃないと模型でなくなる」とコメントした。
