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「第二次世界大戦」 のテレビ露出情報

今月6日、天皇皇后両陛下はモンゴルに到着された。天皇皇后としてのモンゴル訪問は初めてのこと。お2人を歓迎する大きな写真が中心部の広場に掲げられていた。モンゴルは中国とロシアの間に広がる草原の国。人口は約350万人。半数が首都ウランバートルに集中している。7月8日、両陛下は歓迎式典に臨まれた、出迎えたのはフレルスフ大統領夫妻。外交関係50周年を迎えた3年前、日本で会われている。大統領夫妻からの招待を受け、国賓としてのご訪問となった。その後、出席者たちにも声を掛けられた。その中には、大相撲の元横綱・朝青龍さん、白鵬さん、日馬富士さんの姿もあった。政府の庁舎内に設置されたモンゴル伝統のテント式住居・ゲルの中で大統領夫妻と懇談された。お2人はウランバートル市内の公立学校を訪ね、子どもたちとも交流された。モンゴルの国民的スポーツの祭典「ナーダム」にも。ナーダムは相撲、競馬、弓の3競技を中心に行われるモンゴルを象徴する祭典。お2人は双眼鏡を手にご覧になられた。
モンゴルには戦後、日本人が抑留された苦難の歴史がある。ウランバートル市北部には日本人死亡者慰霊碑がある。第二次世界大戦終戦後、旧満州などにいた日本兵ら約57万人が旧ソ連の捕虜に。1万4000人がモンゴルに移送された。ときには氷点下40℃にもなる寒さや飢え、そして厳しい労働で約1700人が命を落とした。陛下はモンゴル訪問に先立り臨んだ会見で「心ならずも故郷から遠く離れた地で亡くなられた方々を慰霊し、そのご苦労に思いを致したい」と述べられた。慰霊碑を訪ねられた日は雨、両陛下は花輪を供え拝礼された。旧ソ連によって抑留され亡くなった日本人を天皇が現地で慰霊するのは初めてのこと。お2人の慰霊を見つめていたのは父をモンゴルで亡くした遺族の鈴木富佐江さん。ご訪問に合わせ、日本から訪れていた。父の最期の姿を鈴木富佐江さんは今でも鮮明に記憶している。消息がわからなかった父。終戦から2年後死亡通知が届いた。その時初めてモンゴルで抑留されていたことを知った。慰霊碑の前で両陛下と話しをした鈴木富佐江さん「とても光栄に思う」など話した。帰り際には雨が弱まり、両陛下はもう一度慰霊碑に戻られた。そして再び拝礼された。
両陛下は日本と関係の深いモンゴルの人たちとも懇談をされた。その1人、ソドノムセンゲ・ウルズィートグトフさん。日本人抑留の歴史を伝えるため、3年前日本人抑留資料館「さくら」を開設した。ウルズィートグトフさんは両陛下のモンゴルご訪問について「今回のご訪問がSNSなどでも取り上げられたことであらゆる世代の方が陛下の敬意を払われる姿を見たことだろう。日本人抑留者が今日の出来事を見たならば非常に喜んだと思う」などコメント。約120人が招かれた大統領夫妻主催の晩餐会。陛下は「両国間の勾留や協力の可能性はモンゴルの大草原のように果てしなく広がっている。今後、両国の架け橋となる若い世代が先人たちの歩みを受け継ぎ、広大な土地にまかれた協力の種が多くの花を咲かせてほしいと思う」など、お言葉を述べられた。このあと、陛下は持参した愛用のヴィオラを手にステージへ。モンゴル伝統の弦楽器馬頭琴の楽団と2曲共演された。最初の曲はモンゴル・アヤルゴー。モンゴルの人たちに親しまれている曲。会場で演奏を聴いた駐日モンゴル大使は「モンゴル国民にすごく有名な、なじんだ曲を演奏していただいたので涙がこぼれそうな感じで聴いていた。会場の皆さんもすごく喜んで聴いていた」などコメント。2曲目は日本でも古くから親しまれている浜辺の歌。両陛下が選ばれた。音楽を通じて日本とモンゴル。両国の親善を深められた。帰国前日には、モンゴルの大草原でナーダムの競技をご覧に。8日間のモンゴル訪問を終えられた両陛下はこのたびの訪問により、両国の国民の相互理解がさらに深まり、日本とモンゴルの友好親善と協力関係がより一層進展することを心から願っていると感想を寄せられた。

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空からクルージング空からクルージング
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午後LIVE ニュースーン旬の番組テイスティング
「世界ふれあい街歩き」を紹介。旅人目線で世界の街を歩き、地元の人々と心温まる出会いをするのが魅力の番組。今夜放送の舞台はドイツ・ハーメルン。グリム童話にゆかりの街を南北に600kmほど結ぶメルヘン街道の真ん中辺りの街になる。ハーメルンの放送回は10年前。ただ反響が大きく、リクエストによるアンコール放送が実現。ハーメルンを象徴するのは笛吹き男。街の人々が困って[…続きを読む]

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