妊娠中に血糖値が高くなる妊娠糖尿病の患者は出産後に糖尿病を発症するリスクが高いとされ、出産後、一定の期間に検査を受けることが推奨されているが、実際に検査を受けた人は全体のおよそ30%にとどまっていることが、横浜市立大学大学院医学研究科・吉岡俊輝医師などのグループの調査で分かった。検査で血糖値の異常を発見して、早期に対応すれば糖尿病の発症を防ぐことができる可能性があるということで、グループでは妊娠糖尿病と診断された女性の出産後の検査率を高める必要があるとしている。
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