東京都議会議員選挙で自民党は過去最低に22議席にとどまった。そんな中、きのうも小泉農水大臣はコメ対策に奔走していた。秋田から新幹線で届いたのはJR東日本が調達した2024年産あきたこまち。小泉農水大臣は「運送は新幹線で本当に素晴らしいし勇気づけられる。隅々までより早く備蓄米に限らず、手に取りやすい銘柄米にもつながっていけば、間違いなく価格は沈静化の方向に行く」と述べた。あきたこまちは東京駅と上野駅の特設販売所などで5kg3000円台で販売される。だが、都議選の結果を受けて自民党内からは「『小泉効果で支持率が上向いた』『風向きが変わった』というが、あれはあくまで雰囲気でしかない。参院選はこのままなにも手を打てないと過半数割れだろう」という声が聞かれた。約1ヵ月後に迫る参議院選挙に今回の都議選の結果はどう影響するのか。